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テキトーエレガンス

頑張るのやめてテキトーに委ねたら浮上していった件

「いきたい場所で生きる」を読んで海外で受けた偏見を思い出したので書いてみる。

ライフハッカー編集長の米田智彦さんの著書、いきたい場所で生きる 僕らの時代の移住地図を読みました。

さらっと読めるけどこんだけ沢山の人の生の声が載っていて濃い内容。

勢いって大事だなと思いました。

こちらに

特に海外の場合、憧ればかりが先行して「何とかなる!」とロクに準備もせず猪突猛進に移住を始めてしまい、

こんなはずじゃなかった・・と失望して帰国する、

という典型的な失敗が多いと聞きます。

特にパリやロンドンなど日本でも魅力的な国として認知されているところほど要注意ですね。

フランスのパリに留学した日本人留学生がパリの理想と現実のギャップに失望してしまい、

何も手につかなくなってしまいには鬱状態で泣く泣く帰国する

パリ症候群」はその代表でしょうか。

何があったんだってばよ・・。とパリに何らかの原因を探ってしまいますが、

実際のところ「パリ」という夢の街への憧ればかりが先行して

失敗したパターンと言えるかもしれませんね。

お前チャイニーズだろ!?と言われて避けられた海外での話

もう10年以上前、カナダ在住の友人を頼ってカナダの大都市トロントに少しの間住んでいたことがありました。

トロントって日本人には馴染みのない都市ですが、バンクーバーと並んでカナダでも一二を争う大都市圏であり、

NYにも近いところに位置しているに治安が比較的良いという神エリアだったりします。

治安のいい所に日本人あり。

これはホントに日本人留学生やワーキングホリデー中の学生の多さがそれを表しています。

感染症"SARS(サーズ)"流行のとばっちり!?

Blissが少しの間住んでいた2002年頃、時を同じくして中国では「重症急性呼吸器症候群SARS(サーズ)”」が猛威をふるっていました。

大都市トロントも感染者を出したことで市民の偏見は一気に加速します。

アジアン = 中国人、チャイニーズと同じ = SARSヤバい!!

中国系移民が多く住み、チャイニーズタウンを抱える大都市トロントでは

SARSの流行は死活問題だったはずです。

ごく一部の人によって、トロントにいた日本人が偏見の憂き目に遭ったことがありました。

日本にいる白人に「アメリカ人?」と聞いてしまう我々のクセと一緒で、

アジアな顔をしていれば彼らにとって中国人にしか見えないのはまあ、分かります。

友人たちとライブハウス行ったら知らない人から露骨に距離を取られたり。(なぜかアジア人の私だけ 泣)

数人に「Blissは・・まさか中国人じゃないよね?」と疑いアリアリの目で見られたり。(泣)

訪問先にいた家庭の子どもさんに一目見て「うぇ・・」みたいな顔をされたり。(大泣)

感染症SARSという得体の知れない謎の感染症が原因だったとはいえ、

やっぱり日本人も中国人も韓国人も「アジアン」とひとくくりにされてしまうのだな〜

と哀しくなった出来事でした。

(カナダはアメリカと一緒で移民大国であり、普段はこれほど露骨な偏見はなく

多くのカナダ人は良識のある優しい人なんで安心してください。)

海外ではどうしてもジャパニーズを意識せざるを得ない

海外では自分が「日本人」であるということを否応無しに意識させられます。

同時に外国人という立場も感じますし、

日本人は身長だって小さいし、体格差でハンディありまくりで

くっそ〜とくやしかったことも多々。

ワーキングホリデーでトロントに滞在していたある友人は

バイト先のカフェで毎日のようにお客さんから「あなたの英語良く分からない」と言われたり

オッサンに「ヘタクソ!」となじられたりする日々が続き、

毎夜自室に籠って泣いていたそうです。

(北米の人は物怖じせずストレートに意見を言うんですよね〜。)

逆立ちしても現地で生まれ育ったネイティヴのように振る舞えないもどかしさはあります。

外国人というハンディがあるからこそ、

海外移住では入念な下調べや、勉強が必要だとこの本に登場する海外移住者さんは繰り返し私たちに伝えます。

移住に関する本は沢山あるけど、海外に、しかも単身で(!)海外移住した人たちの話は新鮮に感じました。

我々日本人が外国人として海外で生きていくのは大変な反面、

海外って周りの目を気にすることなく割と生きやすいし、

多種多様な文化が混在しているため割とウェルカムな人柄が多くて自由。

日本にある独特の「生きづらさ」もなく魅力的ですよね。

若い頃は海外に住みたい!と英語を勉強していたのに実現に至らなかったヘタレなBlissは、

どうしてもこの国に住みたいという「ガッツ」が足りなかったのかな〜。と考えてみたり。

震災を機に移住を考えた人の多さに驚く

興味深かったんのは「東日本大震災」が大きなキーワードとして度々登場すること。

移住者の方の多くは震災を機に、それまで頂いていた何かを大きく揺るがされる経験をしています。

大災禍の後、私たちの安全や当たり前はいとも簡単に崩れてしまうことを

本能的に悟ったのかもしれません。

震災が起きた直後、

カナダに住む元夫のお母(義母ですね)から

日本は大変だろうから子どもを連れてカナダに避難してきたらどうだろうか、と

打診されたことがあります。

日本国内の混乱した状況は海外のメディアでも連日ヘッドラインで報道されていて、

義母にあれこれと余計な心配をさせてしまいましたが、

あの時カナダに行ったらどうなっていただろうなと

子どものことや職のことを言い訳にして、躊躇してしまった自分が悔やまれます。

今だったらそんな声がかかったら地球の裏でも飛んでいきますよ。

「コミュ障シングルマザーが○○にゼロから移住はじめました」なんてブログ面白そう!

無茶なことを・・と哀れんだ方からありがたい資金の提供をもらえたりしないかと、

想像はふくらみます。

・・とすっかりネタのためにどこか面白いところを探しているBlissです。

そういえば、

ドイツに何のゆかりもないのに海外移住するならドイツだと、

子どもの頃から信じ込んでいるのですが、

これは前世がドイツの農夫とかだったんでしょうか。

知らんわ。(笑)

いつも読んで下さってありがとうございます。

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