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マーシー・シャイモフの「脳にいいことだけをやりなさい!」より思い込みロックを外す4つの質問


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思い込みは脳のデフォルトの機能

自分がそうだと信じこんでいる信念や観念、

それはあまりにも当たり前過ぎてそれが良いのか悪いのか分からなくなっている。

人間の行動の半分は習慣によるものであり、

一日六万回考えている言われる私たちの脳、今考えているその思考の内容も昨日とだいたい同じ内容なんだそうです。

結局私たちは同じ事をぐるぐる考えて思い込みの中で生きているのか・・。

なんかがっかり〜と思わないで下さい。

思い込むことで良いこともある。

物事をああだ、こうだと「思い込む」ことで脳が余計な労力を使わないようにしている。

その証拠に街中でポストを見るたび「何だこの赤い箱は!!美しい!しかも穴があいている!!」なんて

初めてポストを目にした赤ちゃんのように感動していたら

頭が持ちません。

だから脳は物事を「これはポストであ〜る」「これは横断歩道であ〜る」と決めつけて、

あえて視野からスルーしているんですって。

思い込みは脳のパワーセーブ機能だと言えるのかもしれません。


「それ、ほんとう?」思い込みロックを外す4つの質問

時々、私たちが当たり前に考えている事を疑ってみる事をおススメします。

マーシー・シャイモフの「脳にいいことだけをやりなさい!」より

自分に問いかけて思い込みを外すカンタンな言葉を紹介します。

①それは真実ですか?
②それが真実だと言い切れますか?
③それを信じているときは自分はどんな反応をしますか?
④それを信じなければ自分はどんな人間になれますか?
「3章─ 脳にポジティヴな回路をつくる法」より

本文中の例を参考にして、「Aさんに嫌われている」という不安に質問をかけてみます。

(できれば①から④までの考えを紙に書いてみて下さい)

①それは真実ですか?
「分からないけど、何か態度が冷たい気がする・・。」

②それが真実だと言い切れますか?
「多分・・。Aさんに聞いたことないけど。」

③それを信じているときは自分はどんな反応をしますか?
「悲しくなる。」
④それを信じなければ自分はどんな人間になれますか?
「自信が持てる。Aさんに話しかけられそうな気がする。」


次にこの考えを「反転」させます。

そこで「Aさんに嫌われている」という考えをもとに文章を色々構成してみます。

すると・・

Aさんに嫌われていない
Aさんは私を嫌いではない
私はAさんを嫌いではない
私は・・・・・


どれが一番しっくりくるでしょうか。ひとつ選んでみて下さい。

どれか選びましたか?

・・・・・

その前に何か気づきませんか?

どれが一番いいか考えているうちに「Aさんに嫌われている」という思い込みやそれに付随する不安が消えているはずです。

ちなみに、一度やってみて消えた感じがしなくても大丈夫です。

何度か自分に問いかけるうちに「Aさんに嫌われている」という思い込みがぐらついてきますよ。

似たようなセドナメソッドという方法も有名ですが、

紙に書く方法を取りやすいこの「4つの質問法」は特に、不安を視覚化して見ながら思い込みを解消していけるので

おススメです。

マーシー・シャイモフさんのこの本すごいメソッド詰め込み過ぎだろ!

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